宗像大社
天照大神御神の三柱のお子様(三女神)をおまつりしています。この三宮を総称して「宗像大社」と言います。
三女神とは、沖ノ島「沖津宮(おきつぐう)」…田心姫神(たごりひめかみ)、大島「中津宮(なかつぐう)」…湍津姫神(たぎつひめかみ)、田島「辺津宮(へつぐう)」…市杵島姫神(いちきしまひめかみ)のことです。
沖津宮がおまつりされている沖ノ島からは、鏡、勾玉、金製指輪など、12万点にのぼる貴重な国宝、重要文化財が数多くみつかっています。これらは、古代の人々が、国家の繁栄と海上の交通安全を願い神様にお供えしたものであり、その規模の大きさから沖ノ島は「海の正倉院」「神の宿る島」と言われています。
また、年に一回10/1~10/3まで行われる秋季大祭の初日に、海を渡って沖津宮の田心姫神(たごりひめかみ)と中津宮の湍津姫神(たぎつひめかみ)の御神璽(ごしんじ)を本土の神湊港まで大切にお運びする海上神幸「みあれ祭」が行われます。神湊の「頓宮(とんぐう)」では辺津宮の市杵島姫神(いちきしまひめかみ)の御神璽がお出迎えになり、一年に一度三宮の御神璽がお揃いになります。
この海上神幸は、海の安全と豊漁を祈念する祭りとして、鎌倉時代から700年以上にわたって続けられています。
辺津宮には、宗像大神ご降臨の地と伝えられる「高宮祭場」がありますが、ここは神籠(ひもろぎ)・磐境(いわさか)というお祭りの原点を今に残す、全国でも数少ない古式祭場です。
宗像大社では、その「高宮祭場」で、応安8年まで行われていたとされる神事を、昨年平成17年から、実に630年ぶりに「高宮神奈備祭」として復活させており、毎年秋季大祭(放生会)を、締めくくる神事として厳かに行われています。
この記事の最終更新日: 2007年11月20日



